※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
「会議のたびに議事録を書くの、正直だるいんだよな……」。
録音を聞き直して、話を巻き戻して、また書いて。変な作業に時間かけてる。誰か代わりにやってくれないかなーといつも思います。
そんなときに見つけたのが、音声の文字起こしからAI要約までやってくれる「Notta」。
今回はこれに無料登録して、実際に議事録を1本作ってみました。
① どこまで信じていいの?を確かめたかった
文字起こしツールって「だいたい合ってる」だと困るんですよね。
議事録は日付とか金額とか担当者とか、一文字ズレたら意味が変わる情報のかたまりなので。
そこで今回は、あえて正解のわかっている台本を先に用意しました。
約2分30秒の疑似会議をMicrosoft Teamsで流して、Notta Botに文字起こしさせ、あとから台本と一字一句つき合わせる——という、ちょっと意地悪な検証です。
② 結論:下書きとしては優秀、でも“丸投げ”は危ない
結果としては、日付・金額・担当者・締め切りといった議事録のキモになる数字は、おおむね正確に拾えました。ここは素直にすごい。
ただし、AIが言ってもいないことを勝手に補ってくる場面と、固有名詞を聞き間違える場面がありました。
だから「Nottaに任せて完成、はい共有」はやめたほうがいい。下書きを高速で用意してくれる相棒、くらいの距離感がちょうどいいツールです。
Nottaは「議事録を丸ごと任せる」ツールではなく、下書きを9割ラクにしてくれるアシスタント。数字には強いが、理由づけと固有名詞は要チェック。
Nottaは、会議や録音の音声をリアルタイムでテキストにしてくれるAI文字起こしサービスです。
Zoom・Teams・Google Meetなどに「Notta Bot」を参加者として招待すると、ホストが入室を許可した時点から音声がどんどん文字になっていきます。文字起こし・AI要約・話者識別あたりが主力機能、という理解でいいと思います。
③ 登録は一瞬、Botを会議に呼ぶのも簡単だった
登録はGoogleアカウントでサクッと。ボタンを押して認証するだけなので、迷う時間はほぼゼロでした。
フリープランはクレジットカードの登録も求められないので、「とりあえず精度だけ見たい」という今回みたいな使い方でも気楽に始められます。

会議への呼び出しは、Teamsの招待リンクをNottaに貼ってBotを招待する流れで行いました。
Teams側でロビーが有効だとBotは自動では入れないので、参加リクエストを手で許可してあげる必要があります。ここだけ一手間ですが、許可した瞬間から発言がリアルタイムで文字になっていきます。

台本には、あとで採点しやすいように「引っかけ」も仕込んでおきました。
公開日は8月15日9時30分、田中さんの締め切りは7月31日、年払いは「9,800円と言いかけて9,600円に訂正」、広告予算は「12万円ではなく12万5,000円」……といった具合に、途中で数字を言い直すパターンまで入れています。
④ 良かった点:数字に強く、しかも直せる
まず、早口で読んだところも含めて、文字起こしは大きく崩れませんでした。
公開日・料金・広告予算といった数字がちゃんとテキストに残っていたのは好印象です。しかも「9,800円ではなく9,600円」のような言い直しも、最終的に正しいほうを拾えていました。
AI要約も、公開日時・担当者と締め切り・料金・次回会議の日時などを項目立てて整理してくれます。
長い文字起こしを頭から読み返さなくても、決まったことと宿題が一覧で見えるのは純粋にラク。
そしていいなと思ったのが、要約も文字起こしも画面上で直接いじれること。
間違いを見つけたその場で直せるので、「AIの完成品を受け取る」というより「AIが用意した下書きに赤を入れる」感覚で使えます。

⑤ 戸惑った点:AIが“それっぽい嘘”を混ぜてくる
ここが今回いちばん伝えたいところ。
全体は正確だったのに、台本と突き合わせると要約に3つのズレがありました。まずは一覧で。
| 項目 | 台本(正解) | AI要約 | 何が問題か |
|---|---|---|---|
| 強調ポイント | 会議後の作業時間を短縮 | 会議後の録音時間短縮効果 | 意味がすり替わっている |
| SNS広告の保留理由 | 判断材料が足りない(検索広告の結果待ち) | 予算不足のため | 言っていない理由を勝手に補完 |
| Slackチャンネル名 | launch-project | ランチプロジェクト | 英語の固有名詞を誤認識 |
1つめ。台本では「会議後の作業時間を短縮できる点を強調する」と言っているのに、要約は「会議後の録音時間短縮効果を強調」に化けていた。
作業時間と録音時間じゃ意味がまるで違う。でも日本語として自然だから、元発言を知らなければ絶対スルーします。こういうのがいちばん怖い。
2つめ。SNS広告を保留した理由を、台本では「判断材料が足りないから、検索広告の結果を見てから決めたい」と説明しています。ところが要約は「予算不足のため次回まで保留」。
予算不足なんて一言も言っていません。たぶん前後にあった広告予算の話に引っぱられて、AIが理由を“推測”したんだと思う。「誰が何をするか」だけでなく「なぜそう決めたか」が大事な会議では、要約を鵜呑みにすると危ない典型例です。
3つめ。Slackの「launch-project」チャンネルが、要約では「ランチプロジェクトチャンネル」になっていました。お昼を食べに行きそう。
英語の固有名詞は音だけだと取りこぼしやすいので、プロジェクト名・商品名・人名は重点的に見直したほうがよさそうです。
ちなみに話者識別は、今回は一人で声色を変えて二役をやったせいか、同一人物の発言として処理されました。一人二役が普通に恥ずかしかったです。
ただこれは特殊すぎる条件なので、複数人での精度は実際の会議で試してみてほしい、というのが正直なところ。
⑥ 無料でどこまで?——「1回3分」の壁に注意
フリープランはカード登録なしで、文字起こし月120分・AI要約月10回などが試せます。
ただ見落としがちなのが、1回の文字起こしは最大3分までという制限。月120分あっても、30分の会議を丸ごと、はできないんです。なので無料枠は「精度と操作感を確かめるためのお試し」と割り切るのが現実的。
| フリー | プレミアム | |
|---|---|---|
| 料金 | 0円 | 月1,980円(年払い月換算1,185円) |
| 1回の文字起こし | 最大3分 | 最大5時間 |
| 文字起こし時間 | 月120分 | 月1,800分 |
| AI要約 | 月10回 | 月100回 |
| カード登録 | 不要 | 必要 |

長い会議やインタビューを日常的に回すなら、有料のプレミアムだと1回5時間・要約月100回まで広がります。
無理に無料でやりくりするより、腹をくくって課金したほうが早い——というのが使ってみた実感でした。とはいえ、いきなり決める必要はありません。
フリーユーザーには「プレミアムを3日間試せる無料トライアル」が出ることがあります。これはカード登録が必要で、解約し忘れると年間プランに自動移行して課金されます。使うなら終了日時だけは必ず確認を。
※料金・条件は変わることがあるので、契約前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
⑦ こんな人に向いている/まとめ
向いている人
- 会議後の議事録づくりを時短したい人
- インタビュー音源を文字に起こしたい人
- 会議中のメモ取りから解放されたい人
向いていない人
- AIが出した議事録を確認せずそのまま社内外に共有したい人(今回みたいに、それっぽい嘘がしれっと混ざるので)
まとめると、Nottaは「議事録を丸ごと任せるツール」ではなく、「作成作業を9割ラクにしてくれるアシスタント」。
最後の1割、決定理由と固有名詞のチェックだけは人間の仕事、と考えると付き合いやすいです。
フリープランはカード登録もいらないので、まずは3分の音声で、自分の話し方や環境に合うか確かめてみてください。
合わなければやめればいいだけなので、試すこと自体のリスクはゼロです。
よくある質問
Q. Nottaは無料でどこまで使える?
A. 文字起こしは月120分(1回最大3分)、AI要約は月10回まで。クレジットカード登録なしで試せます。
Q. 文字起こしの精度は高い?
A. 日付や金額などの数字はおおむね正確でした。ただし固有名詞や発言のニュアンスは誤ることがあるので、重要な議事録では元の発言との照合が必要です。
Q. 3日間トライアルの解約は?
A. トライアルはカード登録が必須で、解約し忘れると年額プランに自動移行します。終了日時を必ず確認してください。

